新作フライ・テストへ

rivertalk

2012年10月24日 21:25

渓流のレギュラー・シーズンも静かに終わりを告げ、例年この時期からは、近郊の管理釣り場などへフライのテストなどを兼ねて足を運ぶ。先週末も、気持ちよく晴れ渡った土曜日、来シーズンへ向けての新作フライのテストへと出かけた。

ただ、今回のテストはいつもとは違い、かなり思い入れの入ったものだった。この日手にして行ったのは、ショップで販売している米国の大手メーカーSOLITUDE社から届いた6パターンの新作フライなのだが、じつはこれ全て2013年シーズンからの販売で同社に正式採用された私の友人のタイヤーのフライなのだ。



今年の初め、SOLITUDE社の営業担当から、日本人でオリジナルのパターンを持ってるいいタイヤーがいたら紹介して欲しいとの話があり、一も二も無くその友人を紹介した。彼はまだ、日本での露出はほとんどないのだが、中学生の頃からタイイングを始め、地元のショップなどにもフライを卸していた経験もあり、なによりそのタイイング技術は私の知るかぎりではずば抜けて素晴らしい逸材。

この春、6パターンの試作品を米国に送り、なんと全て採用となった。米国では、この秋から販売を開始。ようやく私の手元にもサンプル・フライが届いたという訳だ。

今日、紹介するのは、パラスピナーCDCウィングという、パラシュートにウィングを付けるというかつてない発想のもとに作られたパターン。CDCのウィングはトラウトから見た時にリアルは羽に見える様に取り付けられている。もともと安定感の高いパラシュートフライにCDCウィングがスタビライザーの役割を果たし更に安定性を高めている。CDCのポストはプレッシャー軽減を考慮して短めにカットしている。

パラスピナーは浮力、視認性、リアリティーが全て揃っているフライなので、とても使いやすく、国内でもマッチングザハッチのキラーパターンになるだろう。

カラーはフタバコカゲロウなどを意識したPMD、赤茶系のルーファス、コカゲロウやマダラカゲロウを意識したBWOの3カラーとなっている。

で、肝心のテストですが、サンプルフライということで、まだフライのシルエットが友人のオリジナルに比べCDCウィングが大きすぎるなどの若干の問題はあったものの、良好な状態を確認。

視認性の良さ、その安定感は素晴らしく、ながれの速い渓流、落差のある源流域でもとても活躍をしてくれそうなパターン。管理釣り場トラウト達の反応もたいへん良いものでした。


パラスピナーCDCウィング・ルーファス

さて、この新作フライは、近日中にショップの方でも販売開始致しますので、ぜひお試し下さい。

次回は、別パターンのダブルウィング・ストーンカディスを紹介します。

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