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フライフィッシング釣行記、フライパターンの話やタクティクスなどを記してゆこうと思います。

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Posted by naturum at

2013年10月12日

朝日連峰遠征2

渓の1泊目はとにかくぐっすりと眠れる。夜間の移動で仮眠程度の時間しか寝ていないこと、ハードな山越えと釣り、当然と言えば当然である。しかし、それ以外にもともと山で渓流のせせらぎを聞きながら寝るということ自体が、人間にもとてもよい還元作用の様なものを与えてくれるのではないかと感じる。

6時に目が覚めると、友人はもうすでに起きていた。少し肌寒い気温に、そそくさとたき火の燃え残りに火をつけ深呼吸をする。山の朝は最高である。

朝食は簡単なパンなどで済ませると、もう誰もがそわそわとしだす。今日は、昨日釣った本流ではなく、途中から合流する支流に入ることとする。7時すぎ、すっかりと準備を整えテンバを出発する。

支流に入るとしばらくゴルジュが連続する。滝の落ち込み、だいぶ水深のある、普通ならとても水面の小さなフライには反応しないようなポイントで、早速友人が尺物を釣りあげる。今日も釣りは最高のスタートで始まった。



今日は、午後からもしかすると雨になるかもしれない予報だったが、朝方は薄日のさす気持ちの良い天候だ。しばらくアクロバティックなへつりを交えてゴルジュを突破すると、林間を流れる穏やかな渓相へとかわる。以前この沢に入った時は、尺物がかなり出たのだが、どうも今回は9寸止まりが多い。それでも、コンスタントに魚が出るので、釣りとしては満足だ。

昨日から、自分はアダムス・パラシュートをメインで結ぶ。魚の反応は文句なしである。友人は、大き目のライツロイヤルでやはりコンスタントに釣ってゆく。時折エルクヘアーカディスを使ってみるが、どうもこの渓では反応がいまいちである。



お昼まで釣り上がり、だいぶ水量も少なくなってきた。きれいな河原で昼食とする。めいめいにお湯を沸かしラーメンなどを作る。そして食べたらそのまま河原に寝転がる。最高の気分だ。
でも、天気予報があたるのか、見上げる空にそろそろ厚い雲が広がりだした。

午後、1時間ほど釣り上がると、源流方向の山にかかる雲がだいぶ暗くなってきた。釣りは、もう皆十分に満足していたので、速めにテンバへと戻ることにした。

1時間半ほどかけてテンバに戻ると、友人2人は夕食の刺身を釣りに行くと言って、また昨日の本流へと出かけて行った。小一時間もタープの下でうとうとしていたら、尺クラス3本を携えて友人が帰ってきた。今日は美味い刺身が味わえそうだ。



しかし、そうこうしているうちに、ポツリポツリと雨がタープをたたきだした。夕刻、しかたがないので、今日はタープの下で宴会を始める。それでも、友人が捌いてくれたイワナの刺身は最高だった。苦労して持ち込んだビールが進む。明日はまた山越えなので、酒も食料もどんどん消費する。飯盒でご飯を炊いてメインはカレー。昨晩の残りのおつまみなども消費したいたら、もうおなかは一杯である。

今日は、だいぶ睡眠時間も取っているので、夜になってもぜんぜん元気だ。しかし、先ほどから雨は本降り、川はまだ濁りは出ていないものの、明日の撤収と、最後の歩渡が心配になってくる。歩渡用のロープを持ってきているので、よほどのことがなければ大丈夫だろう。10時前には横になる。

雨は夜中降っていたようだ、川もだいぶ増水しているようで、流される大石が水中で不気味な音をたてている。雨はだいぶ落ち着いてきたので、明るくなると同時に撤収。朝食も済ませ、6時過ぎには早めにテンバを出発する。このころには川の水も減水傾向になって、すこし安心する。

帰路、まずは殺人的な登りをなんとかこなし、森の中の踏み跡を行く頃には、もう雨もほとんどあがってきた。最後の下りを一気に降りきり、いよいよ歩渡ポントへと辿り着くと、川はまだ結構な濁流である。それでも比較的渡りやすそうな場所で、まず私が先方でロープ歩渡すると、なんなく対岸へと渡ることが出来た。その後友人達も続き、無事車止めへと帰ることが出来た。

さて、今回の釣行は、最高の釣りと楽しい渓の宴会を満喫し、最後にちょっとアドベンチャーな経験もして、また心に残る釣り旅となった。もうすぐ秋、山々の森が一気に紅葉に染まり、そして静かな冬がやってくる。あの、美しい流れも、岩魚達も、深い森もテンバもすっかり雪に覆われて静かに眠りにつくのだろう、今回も楽しい思い出をくれた山と渓に感謝しながら僕達は朝日を後にした。




  


Posted by rivertalk at 15:05Comments(0)

2013年10月04日

朝日連峰遠征1

6月は比較的雨の日が少なかったように記憶している。今年もまた空梅雨かと、早渇水の心配などをしていたのが、7月に入るや天候が不順になりだした。ことに新潟から山形にかけてや我々のホームフィールドとも言える朝日連峰あたりは、連日の雨。ここ関東では早々と梅雨も明け、晴れた日が続いているというのに、これはどうしたことか。

7月には、2度ほど新潟、山形方面への釣行も企画したのだが、やはり雨と増水にやられた。今年は、6月の源流泊釣行も台風で中止となっていて、いやはやどうにもまともな釣りが出来ない夏となってしまった。そうこうするうちに9月となり、すでに今シーズン最後の源流釣行を企画しているような始末であった。

さて、その9月に入っても台風が連続して発生したりと、なんとも心穏やかでない中、やっと天候も落ち着いてきた週末に、ほんとうに最後になってしまった朝日連峰へ源流泊の遠征に出かけた。今回も、釣友2人との3人のパーティーで、木曜の夜に出発。一気に高速で下越まで走る。真っ暗な林道を車止めに到着したのは深夜1時を回った頃でたあったが、車止めには先行者はなく、まずはほっと胸をなでおろす。

仮眠用にテントを張り、久しぶりの再会と釣行の無事を祈って乾杯する。仰ぎ見る空には満天の星が煌めき、どうやら今日は良い天気に恵まれそうだ。しばし歓談の後、3時間ほど仮眠する。

夜が明けきる前に目が覚めてしまい、ゆっくりと荷造りを始める。準備が整った頃にはすっかり夜も明けて、薄く靄がたちこめているものの、よい天気になりそうである。

朝一番に林道の横を流れる渓流を歩渡する。水位は平常より若干多い程度。しかし、今回このところの天候不順に備えて、帰路のもしもの増水に備えて20mロープ2本を用意してきた。川を渡ったところで森の中にデポする。

さて、ここからが本番の山越えだ。おおよそ400mほどの高低差のある稜線を越えて、向こう側に下ったところにある流れが今回の目的地だ。尾根伝いにかすかに続くゼンマイ道を辿ると、すぐに道は胸をつく急登となる。久しぶりに2泊分の装備を背負っての登りは実に堪える。登っては休み、登っては休みの繰り返し、少しずつ目線の高さに近いづいてくる反対側に連なる稜線に励まされながら、2時間弱でやっと稜線に辿りつく。

ここからは、比較的なだらかな踏み跡を進み、最後に目的の川へ、まるで谷底に落ちてゆくかのように一気に降りる。しかし、この稜線から見渡す山々の景色はいつ見ても素晴らしい。どこまでも広がる緑の海に心癒される。この渓を訪れるのは4年ぶりだなと思い、ふと前回の記憶が蘇る。下るにしたがい、だんだん川の瀬音が大きっくなてくると、日差しもどんどん強くなり、青空が広がってきた。釣り旅のはじまりとしては、最高の気分だ。



11時前にテンバに到着する。流れは少々水が多いが、釣りには問題ない程度だ。さっそくにタープを張り、テンバを設営する。昼食は持ってきたおにぎりなどで簡単に済ませると、もう誰もがいてもたってもいられず、早速に釣り開始である。

まずは、この川は初めての友人2人に先行してもらう。テンバのすぐ下の流れからキャストを始める友人。しばし、キャストするも反応なく、さすがにこあたりだと少しは渋いのかと思ったら、一番よさそうな落ち込みで出た。今日の初物なので、大事に取り込む友人のロッドは結構いい感じに曲がっている。ランディングしてみたら、尺上だった。

その後、交代で釣り上がる。やはり少し水が多いため、ポイントが若干限られるものの、出れば9寸以上。たまに尺上も混じる会心の釣りとなった。今年は、夏の天候不順のため、おそらくほとんど釣り人が入っていなかったのかと思う。どこまでも晴れ渡ったかのような青空の下、緑の森、花崗岩の白い渓、清冽な流れ、岩魚、もう今年あまりいい釣りが出来なかったことなどは、どこかに消え去っていた。



山越えの疲れもあるので、3時半まで釣り上がって、テンバへと戻った。

夕刻、テンバに戻ると、それぞれ分担して、マキ集め、夕食の下ごしらえをする。今日は天気も良いので、河原で宴会をすることにして、たき火を起こす。山に日が落ちて薄暗くなり始めたころ、ようやく準備も整いビールで乾杯する。一日酷使した体に最高の清涼感が漲る至福の瞬間だ。

夕食は鳥鍋、日没とともにぐっと気温も下がり、たき火に熱々の鍋は、源流では最高のごちそうだ。今日の山越えのこと、釣りのこと、話したいことはたくさんあるのだが、満腹感とともにものすごい睡魔が襲ってくる。なんとか9時までは頑張ろうといいつつ、宴会は続いた。


  


Posted by rivertalk at 15:51Comments(0)釣行記