2012年05月03日
ブルーダン・パラシュート
渓に降り注ぐ陽射しも日一日とその強さを増してくるこの季節。先週末も地元の渓流では暖かな陽気の中たくさんのメイフライのハッチとあちらこちらの流れの淀みではさかんにライズをくりかえすヤマメたちが見られた。
春先から初夏のこんな日に好んで使われるフライにブルーダンがある。そのオリジナル・パターンは、古くは17世紀、チャールズ・コットンによる「釣魚大全第Ⅱ集」にも紹介されている由緒正しきフライだ。当時はボディーのダビング材は、黒のグレイハウンドの首筋の柔毛を梳いて使ったという。
最近では、このオリジナル・パターンよりも、パラシュート・パターンのブルーダンがより多く使われていると思われる。グレー一色のいたってシンプルなフライだが、ハックルの半透明な質感はより繊細にハッチしたばかりのメイフライを演出しているように思える。
また強度の高いパラシュート・パターンはかなりの数の魚とのフッキングとファイトにも耐えてくれる。
この日、半日の釣りはブルーダン・パラシュートで結構な数のヤマメたちとのやり取りを楽むことが出来た。
春先から初夏に使われると前述したが、ちなみに私はシーズンを通して、アダムスやマーチブラウンのパラシュートと同様の感覚で使っている。
ブルーダン・パラシュート
春先から初夏のこんな日に好んで使われるフライにブルーダンがある。そのオリジナル・パターンは、古くは17世紀、チャールズ・コットンによる「釣魚大全第Ⅱ集」にも紹介されている由緒正しきフライだ。当時はボディーのダビング材は、黒のグレイハウンドの首筋の柔毛を梳いて使ったという。
最近では、このオリジナル・パターンよりも、パラシュート・パターンのブルーダンがより多く使われていると思われる。グレー一色のいたってシンプルなフライだが、ハックルの半透明な質感はより繊細にハッチしたばかりのメイフライを演出しているように思える。
また強度の高いパラシュート・パターンはかなりの数の魚とのフッキングとファイトにも耐えてくれる。
この日、半日の釣りはブルーダン・パラシュートで結構な数のヤマメたちとのやり取りを楽むことが出来た。
春先から初夏に使われると前述したが、ちなみに私はシーズンを通して、アダムスやマーチブラウンのパラシュートと同様の感覚で使っている。
ブルーダン・パラシュート
Posted by rivertalk at 12:15│Comments(1)
│フライのトピック
この記事へのコメント
参考になります~
万能で、丈夫っていいですね
万能で、丈夫っていいですね
Posted by fielder at 2012年05月04日 12:15
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