2012年04月09日
解禁釣行
地元の渓流は4月1日が解禁日なので、例年3月は一足早くに解禁する栃木の渓流に1、2度は足を伸ばしている。
ところが今年、北関東の各地の渓流でヤマメなどから新基準値を越えるセシウムが出たということで、解禁が延期となっている。たいへん残念な思いといやな気分が交互に気持ちの中に去来するようだった。結局、栃木に釣りには行けなかった。そうこうするうちに地元の渓流でも2河川で解禁が延期になった。
釣りという行為が、その最終目的として魚を食するということがすべてではないということはもはや周知の事実かと思う。キャッチ&リリースを前提に解禁を認めてほしいという声も少なくない。私もまぎれもなくその一人で、先日電子署名をさせて頂いた。
心地の良い穏やかな日差しの日、まだ冬枯れの渓谷の流れに立って、一匹の山女を釣り上げて、「ああもう春が来ているな」と感じることくらい許されてしかるべきではと思う。
週末に友人と地元の小渓流へ出かけた。山はぜんたいまだ冬の様相であったが、道端のフキノトウやキラキラと流れに反射する陽の光に、すこしずつ春に移り変わってゆく季節が見てとれた。
友人と交互に沢を遡りながら竿を出した。地元の川では解禁当初から14番くらいのメイフライパターンでいい釣りが出来る。クリアな流れにそっとフライをキャストすると、小ぶりながらきれいな天然のヤマメがまだ少しゆっくりとフライを咥え、小気味の良い引きがロッドに伝わる。
まだ風が吹くと寒さが身にしみるような渓で、今年もかわらない元気なヤマメ達に出会えた。
ところが今年、北関東の各地の渓流でヤマメなどから新基準値を越えるセシウムが出たということで、解禁が延期となっている。たいへん残念な思いといやな気分が交互に気持ちの中に去来するようだった。結局、栃木に釣りには行けなかった。そうこうするうちに地元の渓流でも2河川で解禁が延期になった。
釣りという行為が、その最終目的として魚を食するということがすべてではないということはもはや周知の事実かと思う。キャッチ&リリースを前提に解禁を認めてほしいという声も少なくない。私もまぎれもなくその一人で、先日電子署名をさせて頂いた。
心地の良い穏やかな日差しの日、まだ冬枯れの渓谷の流れに立って、一匹の山女を釣り上げて、「ああもう春が来ているな」と感じることくらい許されてしかるべきではと思う。
週末に友人と地元の小渓流へ出かけた。山はぜんたいまだ冬の様相であったが、道端のフキノトウやキラキラと流れに反射する陽の光に、すこしずつ春に移り変わってゆく季節が見てとれた。
友人と交互に沢を遡りながら竿を出した。地元の川では解禁当初から14番くらいのメイフライパターンでいい釣りが出来る。クリアな流れにそっとフライをキャストすると、小ぶりながらきれいな天然のヤマメがまだ少しゆっくりとフライを咥え、小気味の良い引きがロッドに伝わる。
まだ風が吹くと寒さが身にしみるような渓で、今年もかわらない元気なヤマメ達に出会えた。
Posted by rivertalk at 20:33│Comments(0)
│釣行記
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